第82回アカデミー賞長編ドキュメント賞受賞
言わずと知れた和歌山県の太地町で行われているイルカ漁のドキュメントである。問題になっているのはそのイルカ漁で水族館など以外のイルカを食用としている、またそのイルカを食している太地町の人々の体内残留水銀値が高い・・・などそうしたあくまでイルカ漁絶対反対の人が制作しているドキュメンタリーである。
感想は見終わった後、なんとも後味悪い・・・・。
やはり、イルカが入江(コープ)に追い詰められ、断末魔の声をあげて海は真っ赤に染まるとなんとも言えない気持ちになるのは事実。日本は今までクジラのことでは世界から批判をうけていて、でもこのイルカ問題は正直、日本人の私も勉強不足で知らなかった事実です。
そのイルカ漁が良いか悪いかなどということではなく、この映画自体がかなりドキュメンタリーから離れややフィックションぽく編集されているのが気になるが、これもまた制作側の意図なのか???
日本人であるなら見るべきなのかな??!!と思いましたが…これがアカデミー賞受賞映画とは何とも悲しくなる思いです。