2008-05-19

阿佐スパ最新公演は不条理劇と呼んでよいのか このエントリーを含むはてなブックマーク 

ブログ「だめ日記」から
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先日、森下のベニサン・ピットで、阿佐ヶ谷スパイダースの最新公演「失われた時間を求めて」を観た。告知には「出演 中山祐一朗 伊達暁 長塚圭史 あともうひとり」と書いてあって、予備知識を入れず観に行ったら、もうひとりとは奥菜惠だったから驚いた。

ちぎれた紙、もしくは枯葉をわぁっと撒き散らしては寒い寒いと震える男が出てきて、指示語をふんだんに使って語る。猫を一心不乱に探す男が出てきて、そのあとをついてまわる奥菜惠が登場。何か時計について動いているとかいないとか話しはじめ――

暗転で素早く状況をまとめようとして、あぁ多分これは手の込んだSFで、「事の後」を頭に持ってきたんだなと。この後に「そもそも」から始まって、それで最後につながるんだなと思いきや、暗転が明けても、話はどうもさっきの続きのようだ!

今度は解読にかかる。「探し物」や「出口の向こうの世界」や「いまここ」を軸に、「情報や世界を、選択しながら作り出していくこと」みたいな感じでまとめようとしたんだけど、

この評がファイナル・アンサーかも。
■ 長塚圭史は劇作家としてある地点に到達した(かもしれない)
http://d.hatena.ne.jp/Gebirgsbach/20080514

やー最初に、いつもと感じが違うなとは思ったんだよなあ。みんなセリフが時代がかってるから。「~なんだわ」とか「~だろう?」とか「~じゃないか!」とかさ。

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mari

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mari

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