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終了日・中・韓共同プロジェクト LOCUS DESIGN FORUM [書・築]展 

日本・中国・韓国の共同プロジェクト。本と建築のコラボレーション。

  • 日程
    2012年11月07日 ~ 2012年11月18日

  • 時間
    11:00

  • 会場
    代官山ヒルサイドテラス

日・中・韓共同プロジェクト LOCUS DESIGN FORUM [書・築]展
http://locusdesignforum.com

2012年11月7日(水)-18日(日)
会場:ヒルサイドフォーラム(東京・代官山)

日本・中国・韓国の建築家デザイナー全12組がこの秋、東京に集結!

この度、東アジアの3か国(日本・中国・韓国)の共同プロジェクトとして、本と建築のコラボレーションによる[書・築]展を、2012年11月7日より18日まで、代官山・ヒルサイドフォーラムで開催いたします。開催にあわせ、国内のみならず中国、韓国の建築・デザインの第一線で活躍する出展者全組が来日します。本企画は、北朝鮮との国境38度線に近い韓国のパジュにBookcityを創設した李起雄氏と建築家・槇文彦氏の呼びかけによってスタートし、それぞれに書籍の長い伝統と独自の文化を持つ、日本・中国・韓国を代表するデザイナーと建築家各4組が「本」をテーマに競演、「本」がもつ多様な可能性、「本」をめぐる多様な解釈を、本の制作とそのインスタレーションによって提示する国際巡回展(韓国・パジュ、2013年3月)、中国(北京)です。日本からは建築家の妹島和世、竹山聖、團紀彦、藤本壮介各氏が、グラフィックデザイナーの日高恵理香、三木健、秋田寛、原研哉各氏とコラボレーションします。

●新しい才能の発掘・ブックデザイン国際公募の実施
この展覧会にあわせて、「本という宇宙」をテーマに、世界各国から公募した本(実作)より選定した優秀作品30点を展示(展覧会図録にも収録)します。審査委員長に杉浦康平氏、審査員に祖父江慎氏、矢萩喜從郎氏、團紀彦氏、呂敬人氏(中国)、李大俊氏(韓国)を迎え、新しい才能を発掘、紹介するとともに、本という計り知れない魅力をもったメディアの可能性を開拓することを目指します。

●韓国「パジュ出版(ブック)都市(シティ)」
また[書・築]展の構想のきっかけとなった韓国のパジュ出版都市の特別展示も行います。書籍が文化の礎であるという信念のもと、ソウル近郊の農業地帯に出版に関わるあらゆる産業を集積し、さらに一大メディア都市を創造するパジュでの取り組みは、出版が困難な局面に立つ日本にとって大きな示唆を与えるでしょう。

●デジタル時代に「本」を問う・・・
この日中韓の共同事業の実現を記念し11月6日にオープニング・シンポジウムを開催します。
基調講演を槇文彦氏(本展コミッショナー、建築家)、杉浦康平(グラフィックデザイナー、本展国際公募審査員長)呂敬人(ブックデザイナー、本展代表幹事)李起雄 (パジュ出版都市理事長、本展コミッショナー)各氏が、日中韓の協働の意味、東アジアの本・デザイン、本と都市、建築等をテーマに語り合います。

つきましては、ぜひ貴媒体において本展覧会およびシンポジウムについて、ご取材・ご掲載についてご協力を賜りますようお願い申しあげます。
ローカス・デザイン・フォーラム事務局

1.日・中・韓共同プロジェクトとしての「書・築展」
「言葉の建築である本」と「空間の言語である建築」は、共に人類の歴史に強い影響を与え、人間存在のあり方に深く関係してきました。デジタル技術の発達により、本来の「本」と「建築」の意味が大きく問われる現在、この二つの一見異なる分野のコラボレーションは、新たな地平を切り開く大きな可能性を秘めていると言えます。日中韓共同プロジェクト[書・築]展は、それぞれに書籍と建築の長い伝統をもち、世界文化への発信力をもつ三か国を代表する建築家とデザイナーが協働し、本の制作とそのインスタレーションによって、「本」と「建築」の新しい世界を開拓しようとするものです。また長い歴史の中で文化交流を繰り返して、限りない影響をお互いに与えながら、それぞれの独自の文化と共通の文明を紡いで来た三国が集うことで、世界に向けて多元的で豊かな固有の場の文化[LOCUS]のメッセージを送ることになればと願っています。あわせて、「本という宇宙」をテーマに、世界各国から公募した優れた作品も展示。日中韓によって生み出される場をより広い世界に開くことを試みます。本展は、日本を皮切りに発展的に成長しながら、韓国[パジュ]、中国[北京]に引き継がれていく予定です。
:[LOCUS]とは「場所」を意味するラテン語で、それぞれ固有の歴史と文化を持つ多種多様なトポグラフィーの総体を意味します。

■展示内容:
1-招待作家として参加する中国、韓国、日本、各4組の建築家+デザイナーが制作した本のインスタレーション。

<出展者(建築家×デザイナーの順)>
日本:
妹島和世 × 日高恵理香
竹山聖 × 三木健
團紀彦 × 秋田寛
藤本壮介 × 原研哉

中国:
FANG Xiaofeng(方晓风) × LU Jingren (吕敬人)
URBANUS(都市实践)  × WU Yong (吴勇)
Atelier Deshaus(大舍建筑) × ZHAO Qing (赵清)
XU Tiantian(徐甜甜) × XIAO Mage (小马哥)

韓国:
Seung H-Sang(承孝相)× Hong Dongwon (洪童元)
Lee Daejun(李大俊) × Choi Mansoo(崔晩洙)
Cho Byoungsoo(趙秉秀) × Rhee Nami (李那美)
Kim Hun(金 憲)× Ahn Jimi(安智美)

2-関連展示「本という宇宙」ブックデザイン国際公募展
[書・築]展にあわせ、世界各国から新しい才能を発掘、紹介するとともに、本という計り知れない魅力をもったメディアの可能性を開拓することを目指し、「本という宇宙」をテーマに本の実作の国際公募が実施されました。その入選作を展示します。入選作は日本展開催後、韓国展、中国展でも展示されます。また、日本展開催後に発行される[書・築]展公式図録にも掲載されます。

審査員長:杉浦康平(グラフィックデザイナー)

審査員:
祖父江慎(グラフィックデザイナー)
矢萩喜從郎(グラフィックデザイナー、建築家)
團紀彦(建築家)
呂敬人(ブックデザイナー/清華大学美術学院教授)
李大俊(建築家/韓東大学教授)

3-特別展示 「パジュ出版(ブック)都市(シティ)」
出版人たちの自発的な意思のもと、出版企画、編集から印刷、物流、流通などに至るまでの全工程を1ヶ所で行い、韓国の出版文化産業の発展を果たすことを目的に、1988年に構想され、今も建設が続くパジュ出版都市。将来的には1000社を超える出版・印刷・映像・放送および通信企業が集積する予定です。人間と自然、文化と産業が調和する本の都市として、世界的な建築家が参加してつくられた都市の全貌を写真、ビデオ等で紹介します。
http://pajubookcity.org

アートディレクション:矢萩喜從郎

展覧会開催概要

■会期:2012年11月7日(水)~18日(日)11:00-19:00 会期中無休
■入場料:500円
■会場:ヒルサイドフォーラム(ヒルサイドテラスF棟 東急東横線代官山徒歩3分)

■主催:ローカス・デザイン・フォーラム LOCUS DESIGN FORUM
■協賛:鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、日本たばこ産業株式会社、三井不動産株式会社
■協力:株式会社竹尾、ヒルサイドテラス
■後援:中華人民共和国駐日本国大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院

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○シンポジウム:2012年11月6日(火)18:00-20:00
■会場:ヒルサイドフォーラム〈http://www.hillsideterrace.com/access/
■定員:100 名(要予約:ご予約は〈locus@artfront.co.jp〉まで)
■入場料:1,000 円(同時通訳付き)

日中韓共同の[書・築]展日本展の開催を記念して、呼びかけ人である槇文彦氏、北朝鮮との国境38度線に近いパジュ市に一大出版都市を築き上げた李起雄氏、西洋と東洋のデザイン思考の統合を目指し、多くのデザイナーに影響を与え続ける杉浦康平氏、杉浦氏に学び中国のブックデザインを牽引する呂敬人氏を迎え、代表幹事・團紀彦をモデレーターにシンポジウムを開催します。

□基調講演
槇文彦(建築家、本展コミッショナー/日本)

□ディスカッション
杉浦康平(グラフィックデザイナー、本展国際公募審査員長/日本)
李起雄 (パジュ出版都市文化財団理事長、本展コミッショナー/韓国)
呂敬人(ブックデザイナー/清華大学美術学院教授、本展代表幹事/中国)
モデレーター:團紀彦(建築家、本展代表幹事/日本)

■お問い合わせ:
ローカス・デザイン・フォーラム事務局 c/o アートフロントギャラリー
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA
TEL: 03-3476-4868 FAX: 03-3476-4874 Email: locus@artfront.co.jp
URL:http://locusdesignforum.com

キーワード:

建築 / デザイン / 日本 / 中国 / 韓国 / 東アジア


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