本家から11月10日の日記借用
http://blog.seesaa.jp/cms/article/edit/input?id=301280872
* * *
夕べ、チャンネル4でお披露目された今年のジョン・ルイス百貨店(John Lewis)のクリスマスCM。
John Lewis Christmas Advert 2012 - The Journey
毎年毎年心温まるストーリーでミドルクラスのハートをわしづかみだ〜、と思わず照れ隠しにおちゃらけたくなるぐらいのハートウォーミング。コンセプトは、一番大事な人へのプレゼントはAmazonやebayでてきとーに選んだりせず、旅には出ないまでもせめてジョン・ルイス百貨店に足を運んで自分で選べってことかと思うが、そういう直球のメッセージをスノーマンにやらせてるところがあたまいい。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『パワー・オブ・ラブ』のカバーは新人シンガー・ソングライターのGabrielle Aplin。
こっちはFGTHのオリジナル版『パワー・オブ・ラブ』のPV。ジーザス誕生ストーリー(Nativity)の人物設定で、三賢者のうちふたりとジーザスのとうちゃんのヨゼフが明らかに白人でない点に好印象。
<span style="color:#65CBFF;">The Power Of Love - Frankie Goes To Hollywood</span>
http://www.youtube.com/watch?v=ShN8UIk5-mw
*
ついでに、2011年のJohn LewisのクリスマスCM。店内のモニタで初めてこのCMを見たときに泣けて困った人もいたと言うが、あながち嘘でもないと思う。いま久しぶりに見たら展開知ってるのにまたぐっときちまったぜ。音楽はザ・スミスの『Please, Please, Please, Let Me Get What I Want』のカバーで歌は女優兼歌手のSlow Moving Millie。昔ながらのコアなスミス・ファンはモリッシーがミドルクラスに魂を売ったと怒っていた。
John Lewis Christmas Advert 2011
*
さらについでに2010年のクリスマスCMも。プレゼントをテーマにした説得力のあるストーリーで、新人シンガー、Ellie Gouldingがカバーしたエルトン・ジョンの『Your Song(僕の歌は君の歌)』が大ヒットした。
John Lewis Christmas Advert 2010
*
ジョン・ルイス百貨店のクリスマスCMは「新作CM、今夜放送」と新聞記事になるぐらい毎年期待されているから、制作者側のプレッシャーは並大抵ではないだろう。音楽はジョン・ルイスのターゲット層(40代〜50代)が青春時代のヒットソングを新人女性歌手がカバーするのがお決まりになっていて、クリスマスにかけてかなり売れる。