2014-09-20

ねずみだったのね。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

おとといの夜ふけ、また天井裏でカサカサという音がして、
加えて、タタタターと走るような音も聞こえたので、
やっぱりなんかいるのだろうか、と思い、
今日、ようやく不動産屋に電話をして、どうもねずみがいるみたいだ、と言ったら、
ほかの部屋でも出たという話を聞いたばかりだ、という答えだったので、
「ああー、じゃあやっぱりそうなんですね……」と半ばしょげて言い、
どうしたらいいのかを聞いたら、
とりあえずようすを見に行く、と言うから、
「見に来てもらっても、ねずみの穴があるわけじゃないから!
 天井を指差してこのあたりだって言うことしかできないですよ!」
と言ったのだけど、とりあえず行く、と言うので
(いっつもこれで、最初に誰かが検分に来て、次に実際に作業をする人が来る、
 という二段構えだから、なにかと時間を取られてしかたがない。
 まあ、今時の業者の作業手順としてはあたりまえな気もするが)、
しょうがないからなにをするにしても中途半端な気持ちで家で待っていたら、
数年前にも(その時は)雨漏りの件で来てくれた男の人がパテを手にやってきて、
どうも、ねずみが入ってきそうな穴をふさいで話を終わりにするつもりだったらしい。

で、穴なんかない(最初から言っている)と言ったが、
部屋の中のエアコンと室外機とをつなぐパイプを通す穴の隙間が(室内側だけが)やたらに大きいのを見つけて、
ここ、埋めましょうか、と言うので、
そんなとこ、ねずみは通れない、と言ったのだけど、
いや、わからないですよ、と言うから、
いや、通れるわけがない、と言い張り、
そうしたら今度は、でもこんなに開いてて気持ち悪くないですか、と来たので、
気持ち悪くない、ときっぱりと答えた(もはや、慣れているんで)。

で、そんなにパテを使いたいんなら、と、
最近、台所の水道管が壁から出ているところのほうが、
穴の隙間が広がって壁の素材がぽろぽろこぼれ落ちてきて困るので、
こっちを埋めてくれ、と言って、そっちを埋めてもらった。

それで、せっかく持ってきてもらったパテもむだにならずにすんだし、
もうひとつの最近の悩みどころであった家の中の問題も自分で手を下さずに解決された。
ただし埋めてもらった後、パテだから固まるわけじゃないけど、と言われて
「ああ、そう……」と私が少し不服そうな顔をしていたのを読んだのか、
「シリコンで固めましょうか?」
となって、シリコンを探してくる、と言って出ていってしまったので、
もう一度戻ってくるまで、やっぱり中途半端な気持ちのままで今日のすべきことに取り組もうとしているしかなかった(しかし、集中できるわけがなく)。

それで肝心なねずみのほうは、
天井裏にねずみ捕りをしかけるなり、毒の入ったエサをまくなりして実際に捕獲するか殺すかするしか方法がない、とのことで、
(ねずみの出た部屋の人は自分で粘着性のねずみ捕りをしかけてつかまえたという話なんだけど、
 そっちは天井裏ではなく、なんと部屋の中に現れたそうだ。ギョエー!)、
私は死にかけたねずみが迷い出てくるところなど見たくないし、自分で天井裏に罠をしかけることもできないので、
対策を披露した修繕屋さんもいかにもめんどうくさそうだったことから、
互いに、じゃあもう少しようすを見よう、ということになって、
一番無難な方法、というか、単なる問題の後回しに落ち着いた。

なんか、その人の言うにはねずみはこのあたりではめずらしくない、とか言うんだけど、ほんとだろうか。
別に飲食店が立ち並ぶ通りでもなくて、きわめて静かな住宅街なんだけど。

でも、天狗じゃなかったのかあ。
あの、ドリルで穴でも開けそうなすさまじい音は、いまだもってねずみだと言われても信じられないぐらいの勢いだったんだが。
なんか、今ひとつ腑に落ちない顛末だけど、
やはりその後も天井裏でタタタターが聞こえたので、なんとかするしかない……。

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写真は暑かった夏の名残りでいまだに食べている朝食用のグラノラ。
今までカルビーのファンだったが、これが一番気に入ったかな。

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Reiko.A/東 玲子

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“human/cat also known as Nyanko A 人間/ねこ。またの名をにゃんこA”


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