
NOBOBONさんの日記
-
2016
8月
26
-
遺された物・語り(histoire) - 『フリーダ・カーロの遺品』と『Frida is』
もうずいぶん前のこと、聴くとはなしに流れていたラヂオから、「フリーダ・カーロは不幸のどん底だったにもかかわらず、vive la vida 人生万歳と描いて死んだ」というようなナレーションが流れてきて、憤慨したことを思い出す(開局間もないJ-waveだったような気がする)。「不幸」「にもかかわらず」という、本人の意思とはかかわりない思い込みの言葉遣いが、どうしようもなくいやだった。彼女は不幸と思って...
- 1-1/1
