• TOP
  • モルモット吉田さんの日記


モルモット吉田さんの日記

  • 2009

    6月

    21

  • 2008年6月18日(木)

     近所の回転寿司屋で昼食。  古書店に寄り、中公文庫の『大津事件』(300円)、『女性に関する十二章』(250円)を購入。『大津事件』と言えば、自分は三谷幸喜が書いた東京ヴォードヴィルショーの『その場しのぎの男たち』が大津事件を描いていたので知ったというクチである。もう15年以上前になるか、NHKで舞台中継が放送されて、三谷幸喜の脚本に舌を巻いた。『女性に関する十二章』は伊藤整だからではなく、市...


  • 2009

    6月

    18

  • 2009年6月17日(水)

     終日仕事。  夜、新宿バルト9で『アルマズ・プロジェクト』(☆★★)を観る。宇宙開発モノは内容に関係なく好きなので、本作も意外な拾いものだったら良いがと思いつつ観る前から500円のパンフレットを購入して期待に胸ふくらませて観たらこれが酷くて最後まで付き合うのに往生した。『2001年宇宙の旅』+『エイリアン』+『アポロ13』を『BWP』方式でコーティングしただけの工夫のない凡作。『カプリコン・1...


  • 2009

    6月

    17

  • 2009年6月16日(火)

     終日大人しく仕事。知り合いが逮捕された話を聞いて驚く。  夜、雨足強まり最終回の『アルマズ・プロジェクト』に行くつもりが、雷も鳴って来たので、雷が何より嫌いな者としては諦めて早々に帰宅。  宇宙モノ繋がりと、某誌のアンケートに入れようと思ってここ数日ボンヤリ思い出していたこともあり、棚から『カプリコン・1』のDVDを出して来て観る。中盤まで観て、後は本を読んで深夜まで過ごす。寝る前に『ニセ札...


  • 2009

    6月

    16

  • 2009年6月15日(月)

     終日仕事。  帰宅後、原稿続き。夜、送る。  DVDで山口和彦『銀蝶渡り鳥』(☆☆☆★)を観る。  初見。梶芽衣子東映第一回主演作。  特に追っているわけでもないのに、山口和彦の作品はかなり観ることが出来てしまっているのが不思議と言えば不思議だが、それは兎も角、妙に期待していたせいか、水準程度の印象になってしまったのが残念ではあった。刑務所帰りの梶が、かつて自分が命を奪った男の妻子に毎月...


  • 2009

    6月

    15

  • 2009年6月13日(土)

     新宿で仕事。夕方終えてジュンク堂で大岡昇平の『成城だより』上下巻を購入。池袋に移動して新文芸坐の最終回で『リダクテッド』(☆☆☆★)を観る。パンフレット購入。  帰宅して原稿書き。


  • 2009

    6月

    14

  • 2009年6月12日(金)

     専門学校講義。前回は遅刻しかけたので、万全を期して起きたまま家を出る。  講義は昼過ぎ終了。時間が余ったので神保町を徘徊してからアテネ・フランセ文化センターへ。キム・ギヨンの『下女』(☆☆☆★★★)を再見。これで2回目だがやはり傑作。階段の映画としても映画史に残るのではないか。  動員盛況で8割方埋まっている。松江監督も来ていたので、「カレーライスが良いでしょ?」と、松江監督の作品に引っかけ...

    2009年6月11日(木)

     原稿送る。  さて開放感いっぱいで、いそいそと渋谷へ出て映画を観に行く。  ル・シネマでジョナサン・デミ『レイチェルの結婚』(☆☆☆★)を観る。  冠婚葬祭家族モノだがドキュメントタッチで全編貫かれているのが目を引く。全て現在進行で展開され回想は一切使用しない。その分、余剰部分が幾つも出てきて随所で映画は停滞するのだが、その停滞時間や見せるべき箇所が過ぎた後のショットの余り感が良い。  ...


  • 2009

    6月

    11

  • 2009年6月10日(水)

     終日原稿書き。資料が多い割に文字数が少ないので、情報をどう入れ込んで読み易くするかを考えるが…。まあ、解説文だからこんなもんかなというのと、買う人しか読まないんだからここまで説明する必要があるかとか。たまにしか書かないから、こういう時に悩む。  払うのを後回しにしているうちに失念していた公共料金の一部がいよいよ止めるとか言って来たので、銀行行ってからコンビニでまとめて払ってしまう。  働く者...


  • 2009

    6月

    10

  • 2009年6月9日(火)

     昨晩の爆音『デス・プルーフ』が案外心身に影響していたのか、恐ろしい夢を続けて見る。いちばん怖かったのは、エレベーターに乗ったら外から圧迫されたような凹みがあり、乗った段階で既に圧迫感を受けるほど狭かったのだが、上に上昇し始めると、どんどん圧迫されて遂に体が動かせなくなるほどまでにエレベーターが変形する。暗がりとなり息苦しくなって意識を失ったところで目が覚めた。なかなか苦痛を伴う悪夢で良かった。 ...


  • 2009

    6月

    09

  • 2009年6月8日(月)

     仕事、夜まで。  新宿ディスクユニオンで中古DVD『世界女族物語』を900円で購入。  吉祥寺へ移動し、バウスシアターの爆音映画祭へ。『デス・プルーフ』(☆☆☆☆)を観る。『プラネット・テラー』との2本立て版は2回、『デス・プルーフ』単独版で1回観ているので、2回目というか4回目となる。DVDも買ってるのにまだ観るかと思うが爆音で寝る前に『デス・プルーフ』観るなんて最高だなと思うと観に行きた...


  • 2009

    6月

    08

  • 2009年6月7日(日)

     起きると昼。着信やメールが幾つか入っているが無視。今から映画に行くのもなあと声に出して言ってみると、本当に行く気が失せて、昨日観た『めちゃ怖』の原稿を書き始める。ただ、酒を出して来て飲み始めのが失敗で、随分と早い勢いで飲んでいるなあと自分でも少し思ったら、案の定意識を失くす。起きたら夜9時になっていた。電話がかかってきたので原稿の資料を受け取りに阿佐ヶ谷まで自転車で。  帰宅後、DVDで吉田喜...

    2009年6月6日(土)

     昼間は殊勝に仕事をこなす。  新宿のジュンク堂で『NOBODY issue30』『キネマ旬報6月下旬号』『ダ・ヴィンチ7月号』『劇画バカたち!!』を購入。  夜、テアトル新宿で「めちゃ怖オールナイト」へ行く。山下敦弘の新作『めちゃ怖』三部作の上映&トーク。トークゲストの松江監督とロビーで会う。『あんにょん由美香』試写好評の由。今日も来場者にチラシを自ら手渡して告知に務めていた。  上映は『...


  • 2009

    6月

    06

  • 2009年6月5日(金)

     1日爆音映画祭で費やすという手もあったが、大人しく仕事に出て編集を進めて早々に帰宅。  最近、また昼間も酒を飲み始めて不味い。健康診断で酒を控えるように言われてしばらく我慢してきたが、また飲み始めた。少々飲んでも乱れないのが災いして、職場が緩いせいもあって持ち込んで飲んでしまう。不味い。  夜、対談の校正をやる。DVDで『生血を吸う女』を半分まで観る。


  • 2009

    6月

    05

  • 2009年6月4日(木)

     午前中は自宅仕事。  午後、自転車でラピュタ阿佐ヶ谷へ。家を出るのが遅れたので急ぐと自己ベストの7分で到着。で、『警察官』(☆☆☆★)を観る。CSで放送したのを録画してまだ観ていないのを始まってから思い出したが、まあいいやと。どうせポイントが溜まってタダで観てるわけだし。  市井の警官を囮捜査に起用する展開に無理があるとか、警察官を主人公に持って来ることありきの企画なようで、少々厳しい。しか...


  • 2009

    6月

    04

  • 2009年6月3日(水)

     日中は大人しく仕事。夜まで。  池袋へ移動して、リブロで『シナリオ 7月号』購入。  新文芸坐の最終回1本のみで石井輝男の『ならず者』(☆☆☆★★)を観る。

    2009年6月2日(火)

     昼に自転車で吉祥寺まで。バウスシアターで今日の夜の『こおろぎ』の爆音上映の整理券を取る。既に80番台後半なのに驚く。平日の昼間で既にこの番号とは…。一体どれだけ暇な人達が居るのだろう。また自転車でノンビリ進んで1時間ほどかけて新宿まで。仕事を夜まで。  新宿紀伊國屋書店で『ショック!残酷!切株映画の逆襲』と『アラザル VOL.2』を購入。『切株映画の逆襲』は待望の続編だけに読むのが楽しみだ。 ...


  • 2009

    6月

    03

  • 2009年6月1日(月)

     今日は1日映画を観るぞ、ということで昼過ぎに自転車で阿佐ヶ谷まで。初夏の阿佐ヶ谷近辺の緑に囲まれた住宅地を自転車で走るのは心地良い。  まずはラピュタ阿佐ヶ谷で『一万三千人の容疑者』(☆☆☆★★)を観る。CSでも観たし、そんなに大した映画じゃないだろうとよく言われるのだが、誘拐映画好きとしては、吉展ちゃん事件の映画化というだけで良い。昨年、ようやく『戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件』を観たので、...


  • 2009

    6月

    02

  • 2009年5月31日(日)

     爆音映画祭に1日を費やす予定が結局、自室で諸々やっているだけで終わる。  近所の古書店で、『ユリイカ』の17年前のイーストウッド特集号購入。500円。高円寺の、つけ麺やくしまるで夕食。  新宿に出て、今日までHMVでDVD全品30%OFFだと言うので、『私はゾンビと歩いた!』を2700円で、フェリーニの『白い酋長』を1100円で購入。テアトル新宿で『めちゃ怖』オールナイトチケットを購入して帰...


  • 2009

    5月

    31

  • 2009年5月30日(土)

     午前中は、まったりと過ごす。  午後、恵比寿へインタビューの御供で行く。しかし、2時間待つが相手の方は来たらず。どうも失念されていたらしい。こんなことは珍しいことだと師匠も仰る。以前、映芸の対談というかインタビューされた際にテープが何故か収録されておらず、やり直したことがあった。映芸の歴史の中でも、小川徹時代に三島が自決する数日前に小川徹と石堂淑朗と三島の鼎談が行われた際に録音に失敗して以来と...

    2009年5月29日(金)

     いつもは起きたまま専門学校に行くのに珍しく寝てしまい、起きたらアカラサマに遅刻することが確実となり、困惑する。しかし、駅からタクシーを飛ばして授業には3分遅れで到着して最小の被害に止める。  終了後、阿佐ヶ谷で中平康を観ようと思っていたが時間が合わなかったので、大人しく仕事に出ることにする。銀行で振込みなど諸作業。ギャラが幾つか入っていて予想よりも少し多かったので物欲を発散させることにする。と...



モルモット吉田

ゲストブロガー

モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”