2018-08-13

瀬々敬久監督 「菊とギロチン」(テアトル新宿)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

8月12日(日)14時55分 席番I-6。誰だ。勝虎を演じてる女優…大西礼芳?知らん。でも良いぞ。誰だ。大杉栄を演じてるやつ…小木戸利光?なんだか昭和維新みたいな名前しやがって。知らん。でも良いぞ。特に演説シーン。「そうだ!そうだ!」と声をあげそうになる。オッパイ嘉門洋子が、こんな落ち着いた芝居が出来るようになったのか。あ、大西信満。こいつはずっといいなあ。「赤目四十八瀧心中未遂」から観ているから、なんだか俺が育てたような気分になる。会ったこともないけど。韓英恵もとても良いんだけど、また在日役かあ。本人はどうなんだろうか。A級戦犯正力松太郎の悪行を、ズバッと射抜いてくれてるのでスカッとする。前髪たらしたジャニーズだの漫画が原作だのチンタラした邦画が多い昨今、反権力反体制テーゼテンコ盛りのこの映画は嬉しい。ありがたい。だけど3時間はちょいと長いなあ。4時間半の「ヘブンズストーリー」を渋谷ユーロで観てるから敢えていうけど、役者に優しすぎるのではないか。全般的に不明瞭な台詞もそう。気分が高ぶってわからなくてもいい箇所もあるけど、わかった方が良い。まあ、観客を突き放す映画というのも反体制なのか。

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大倉順憲

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